ドローンの活用方法とは?

日本でも活用されているドローン

ドローンは、昨今、さまざまな面で注目を集めています。

日本でもすでに、いろいろな場所や職業で活用されています。

今回は、そんなドローンの活用方法をいくつかご紹介します!

 

 

活用方法①観光業

観光業においては、空撮や観光スポットの道案内などにドローンが活用されています。

ドローンを使うことによって、高い位置から観光スポットを撮影することができたり、地上では撮影できない視点からの景色をカメラに収めることが可能です。

 

イベントでドローンが活躍することも、最近は増えています。

ドローンで文字を作ったりライトアップをすることで、花火やオープニングなどのイベントでより演出の幅を広くすることができるようになるのです。

 

加えて、自然保護活動でドローンを使われている例もあります。

例えば、森林の調査や野生動物の保護活動、海岸の監視などに活用されています。

 

活用方法②農業

ドローンを農業で用いたものでは、農薬散布が一番知られている活用法なのではないでしょうか。

ドローンによる農薬散布は、従来の散布方法に比べて、均一に広範囲に散布が可能です。

 

また、現在はアタッチメントも増えており、収穫用のアタッチメントを使えば収穫作業も効率化することができます。

検査用カメラを使えば、病害虫の発生状況や、灌水施設の不具合などを確認することができます。

 

農業の生産性向上や、労働力不足の解消につながる可能性が少なくありません。

さらには、農作業全般の自動化や、農作物の状況管理による収穫量の増加・品質の向上が期待されています。

 

活用方法③運送業

ドローンの運送業での活用については、日本でも現在進行形で進んでいます。

海外では、2019年4月にオーストラリアのキャンベラでWing(ウィング)という会社が、ドローンによる商品配達サービスを開始しました。

それに続き、日本においても、ヤマト運輸楽天が配送にドローンを活用する実証実験を重ねています。

離島への商品の配達や、災害時に必要な物資の支援など、インフラの整っていない場所への配送での活躍が期待されています。

 

しかし、運用開始への課題はまだ多く、法規制や飛行経路の安全性の確保が必要です。

一般的な商用ドローンの飛行時間は、20~30分程度のため、長距離の配送には複数の機体が必要になります。

住宅地域では、騒音やプライバシーの問題も。

 

そういった課題に関しては、法律の整備や技術の進歩によって解決されていく可能性が高いことから、将来性に期待できる分野と言えるでしょう。

 

活用方法④建設業

現在、建設業でドローンを用いられる場面としては、空撮による測量や撮影が多いです。

進捗状況を定期的に撮影して広告に活用したり、クライアントとの打ち合わせに用いられる場面もあります。

クライアントが現場に直接入ることがなくなるため、危険な場所での作業の状況確認もでき、高所作業の状況も安全な場所から確認することが可能です。

 

他にも、屋根の上や塔や橋の上といった場所の点検作業にも活用されています。

点検作業の場合、不具合が発生後でも即時に点検を行えるほか、足場を組むコストの削減ができるメリットも。

 

ドローン製品の中には、非破壊検査に特化した製品もあります。

赤外線カメラを搭載した製品や、超音波検査を行える機能を持った製品などです。

 

建設業におけるドローンの活用は、効率的かつコストを抑えた運用を可能にできるというメリットが大きいため、これからもっと一般的になると予想されるでしょう。

 

活用方法⑤災害救助

ドローンは、災害救助の場面でも活躍します。

おもに、災害直後の人が立ち入れない場所の調査・探索に最適です。

 

災害救助におけるドローンの活用について、各場面ごとに以下に紹介します。

  • 災害現場の状況把握:ドローンを用いて、災害現場の状況を撮影し、迅速に被害状況を把握することができます。地上からのアクセスが難しい場所でも、高度な空撮が可能なため、広範囲かつ正確に情報を収集することができます。
  • 生存者の探索:災害現場で生存者を探すために、ドローンを用いることがあります。高度な空撮により、瓦礫の下に閉じ込められた人を探すことができます。
  • 医療物資の配布:ドローンを用いて、医療物資を現場に届けることができます。緊急時には、救急車やヘリコプターが到着するまでの時間がかかることがありますが、ドローンを使えばより迅速に医療物資を現場に届けることができます。
  • 避難者の情報提供:ドローンによる空撮により、避難経路の確保や、避難所の位置などを避難者に提供することができます。

 

まとめ

紹介した活用方法の他にも、現在はたくさんの場所でドローンが活用されています。

すでに、活躍している場を見聞きした人もいるでしょう。

近い将来、思いもよらない分野での活用の可能性も……!

 

ドローンを活用することで、時間やコストを節約しつつ、より効率的な社会が実現できる可能性が高いです。

また、機動力が高いため、人間がアクセスできない場所でも活用することができます。

 

ただし、ドローン使用する場合は、法規制や安全面に十分に配慮することが必要不可欠です。

必要な申請や知識・技術、そしてモラルを身に付け、ドローンの活躍する社会を作り上げていきましょう。

【自己紹介】ドローンについての情報収集♪

無人航空機(ドローン)を知ろう!

こんにちは!

最近、ぐんぐんと発展しているドローン市場に興味がある、みぃ子です!

 

2022年12月に無人航空機操縦者技能証明制度が施行されたドローンですが、

新制度について知識を集めているうちに

「集めた情報を一人で使うよりも、みんなとシェアしたい!」

と思うようになり、このブログを書くことにしました♪

私と同じように、ドローンに興味がある皆さまのお役に立てたらうれしいです!

 

加えて、ドローンを飛ばす人だけでなく、飛ばさない人も安心できるような

知識の共有ができたらいいなと思います!

 

法律について知り、飛行に必要な知識について知り、

安全第一のドローンライフを拡充させていきましょう♪